MAMORIOを購入してみた

MAMORIOを購入してみた。

MAMORIO。
その機能を端的に言えば「みんなの力で失せ物探し」。

スマホに専用アプリをインストールして、それにMAMORIOを登録。
鞄に忍ばせておく。

もしも鞄を紛失した場合、
「MAMORIOを関知できるモノ」が、その鞄の側を通れば
持ち主のスマホに見つかった場所の通知が届くという。
勿論、財布でも鍵でもスマホでも好きなモノに付けておけば、同じように使える。
ザックリいうとそんな感じ。

「MAMORIOを関知できるモノ」というのはMAMORIOユーザ（のスマホ）は勿論、
その他に「MAMORIO Spot」と呼ばれる施設が駅（主に私鉄）や街に展開されている。

本体にGPSが内蔵されているわけじゃないので、
誰か他のユーザが通りがかってくれるのが頼りという不安定部分は確かにあるが、
電車の網棚に鞄を忘れて、電車自体が「MAMORIO Spot」近くを通れば
いま鞄がどこを通過しているかがすぐ分かる。

「MAMORIO Spot」以外の場合は、MAMORIOユーザが増えれば増えるだけ
有効捜索範囲は広がってゆくことになる。

では、このシステム。
盗まれたロードバイクにも使えないかなぁ？

サドル裏にさりげなく。
あるいはフレームの目立たぬ所に貼り付けて。

MAMORIO仕込み　防犯仕立てのロードバイク
イカス！！

というわけで、さくっと購入。

一見すると、昔あったSONYのメモリースティックのような形状。
本体重量3gなので、1g削るのに命がけな人でなければ
重さは気にならないと思われる。

ケース同梱の登録マニュアルに従って、数分で登録。

登録時に「安心プラン」というau損保の保険プランに
加入させられるのか？　という不安を感じるが
勝手に加入はさせられないので安心して登録してOK。

で、登録してみた結果、現時点（2018/3/27）で
過去24時間以内にMAMORIOとユーザーがすれ違った数が4706件。
（HPでも確認可）

少ねぇ！！

常時接続ユーザが24時間でこの件数じゃ、ロード乗りでMAMORIOを使ってるやつが、
自分の移動範囲でどんだけいるんだよ（いや、いない）って話。
（ロードのコースは基本郊外で「MAMORIO Spot」はあてにならない）

絶望を感じるかとおもいきや、それも想定通り！！（ホントか？ｗ）

ユーザが増えなければ使い物にならないシステムなら、
ユーザが増えればいいじゃない。
オレが。

「一粒の麦もし死なずば」の例えもあるさ。
（ちょっといいこと云ってるぞ。ググれ！ググれ！！）

ちなみに３月末まで半額セール中（1800円ぐらい）。

この時を待っていました

って人は、
Amazonやら量販店実店舗で購入してみるもよし。

ちなみに、電池は自分で交換できないので、ある意味使い捨て上等。
（電池寿命8～10ヶ月程度）
しかし、OTAKIAGEというシステムが存在し、
購入後半年過ぎたら、新しいモノが半額で購入可能となる。

このとき、この半年の間に、新型のMAMORIOが発売されていたら
半額で購入できるのは新型となる。

そして現行のMAMORIOは既に型落ち。

新型の「MAMORIO　S」が存在するので、
OTAKIAGEシステムを使えば「MAMORIO」ユーザなら
「MAMORIO　S」を半額で購入出来ることになる。
（新型は0.4gの軽量化、電池寿命約２ヶ月延長、有効距離も倍の60mという素敵化）

現在、似たようなデバイスが沢山発売され始めているので、
MAMORIOが1～2年後の覇権デバイスになっているかは不明だが。
（覇権、なんと甘美な響き！！）

ま、1800円で遊び心をちょいと満たせるし、
普段ロードに乗らないときは、鞄に仕込んでおけば
想定通りの運用で使えるし。

そうしてユーザが増えていき、網の目のごとく有効捜索範囲が広がっていけば、
本当に使えるように、なるんだが。
ならんかな？