「かわうその自転車屋さん」1巻を読んでみた
最近、2巻が発売されて、促販的な意味もあるのか、
電子書籍版の1巻が50%offぐらいで売られていたので購入。
長らく紙の書籍しか発売されていなくて、買い控えていたんだけど、
ここにきて電子版&半額セールのコンボでラッキー!!
(ちなみにどこで読んだか忘れたけど、たとえ値段が半額でも作者に入る印税は
普通と同じという記事を読んでから、遠慮なく安く買っている)。
さて、感想ですが、この漫画。ほのぼのゆるりと面白い。
登場人物は全て動物で、人語(?)を解し、
捕食関係というのは今はもう(?)なくなっているらしい。
けれど、サイズ感はもとの動物のまま。
漫画では、
サイズ感の違いによって起こる出来事や登場人物の悩みなんかを
自転車屋「ストラーデ・ビアンケ」の店長かわうそさんと
店員のヨウコさんの知恵やひらめき、親切心や義侠心で解決したりもする。
出会った人(?)達のコンプレックスを長所に。
メンテの甘い自転車を軽快に。
うまいピザを焼き、マナーのなってない自転車乗りを追い詰める。
そして店長は水浴びが大好き(なぜならば、カワウソだから)。
一話完結の連続ストーリー物で、最初は小さなお話しの連鎖から
登場人物が増えるにつれて、複数の登場人物がからみだすという感じで、
物語は膨らんでゆくのです(結構長い複線張ってたりもしてるし)。
動物とはいえ、登場人物達はいろいろなタイプの自転車の乗り手。
その悩みや思うところも現実の自転車乗りが共感できるものが多いので
当然自転車乗りにはお薦め。
自転車をまるで知らなくても、かわいい動物が好きな人ならはまりそう。
以前に、同じ作家さんの「くるくる自転車ライフ」(こやまけいこさんの
自転車にまつわる私生活ダイアリー的漫画。これもなかなか良いのです)
を読んでいると
こちらの登場人物の性格が、どの動物たちに投影されているのかな?
なんて邪推的な楽しみも出来て面白いです。
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